2019年08月27日

夏のスイスイマンスJ浜岡かく語りき〜貯金〜


お恥ずかしい話ですが、私はお金を稼ぐ能力に加え、お金を蓄える能力がとても欠如していて、さらにはお金を使う能力には目を見張るものもあり、月の大半の日数にお金をもっていません。

そこで、貯金のあれこれ悲しい残高トホホ伝を書いていこうと筆を取りましたが、一度書いてみて、それを読み返して、本当に空しくなってしまい書き出しの部分だけを残して他の文言には行ってきてもらいました。行っちゃったねえ。じゅじゅじゅじゅ

お金を貯めてあれこれが欲しいという気持ちも今ではあんまりありません。

一昔前でしたら、靴がほしいなあなんて思った時期もありましたが、なんやかんやで今では靴も手にいれ、足をいれ、今では履いたりもしています。

そして、学生時代に買うか悩みながら気づけば売り切れてしまったあのTシャツは今でも手にいれたいと思い、ふとした折に探してみたりもするのですが、干支一回り以上前のTシャツがなかなか残っているものでもありません。

格言!買うかどうか迷ったTシャツは買うべきだ!もしも貯金があるのならば。

そして、現在に貯金があって何かDVDのBOXを買いなさいと棒をもった犬に手の甲を叩かれるならば『世紀末の詩』を買いたいものです。
どこかで売っているのかな。ごめんなさいね、くつしたさん。




余談!僕はお金に余裕があればブーツに油を塗りたいと思っていました。 そして、油の購入に成功し、時にブーツに油を塗ったりして、そんな日々を過ごしています。
ああ、物を大事にしてえらい!と思われる方もいるかもしれないですが、私は歩くのが下手なのですぐに靴を駄目にします。ごめんなさいね、くつしたさん。おしまい




〈次回予告〉
これって貯金の話かあ、ずれとるでえ、という気もしますが次回は【短歌】か【プレゼント】について書く予定でいます。更新予定日は平日中です。平日中の縦書きはシンメトリーですね、おりまげられます、ぺたり


posted by 浜岡七十八郎 at 23:40| クアラルンプール ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月26日

夏のスイスイマンスI浜岡かく語りき〜曲がり角を曲がる心構え〜




記憶の中で今まで曲がった曲がり角の事を何度も反芻しておりました。曲がり角には様々なものが落ちていて、その落下物の全てには様々な物語があり、曲がり角の中には曲がってはいない角もありました。
曲がってはいない角のことをここで書くと枚挙に暇がないので、曲がってはいない角のことをここに書くのは控えますが、曲がった角自体にも多くの物語がありました。(12時45分)
曲がった角に、こんな物が落ちていた!ということを書いていこうかと思っていたのですが時間が経つとその時の熱量もどこかにいってしまいました。(16時14分) 
僕は一体何が落ちていたと書きたかったのでしょうか。(16時15分)
おそらくは、お寿司とか、他にはTの下が長いのとか、そんなところでしょうか。(16時15分)
落ちていたものの羅列(?)組み合わせで、梅雨明けの日付当て籤、ツーユーで億万長者になったとされるツーユー竹田と呼ばれるまがい物人物のことや、アメリカで作られている煙草の某銘柄が梅雨の雲を作るとか適当を書きたい気持ちもあったはずです。(16時19分)
あらまあ、こんなものが落ちていた、曲がっている曲がり角にこんなものが落ちていたんだ、あら不思議。(16時20分)
まがりかど、と思っているあなた!実はこれは、まがりつの、と読むんだ!(16時21分)
色々と思いながら、私はこの曲がり角に何を書くのかを落としてしまったようです。としゃまくさいことも思ったり。(16時22分)
色々と書きましたが、長く思っていたことは、曲がり角を曲がる時の心構え、一番大事なのは、この曲がり角を曲がるんだと思うことです。(16時25分)
最後に、心に残った曲がり角を一つ書かせてもらえるならば、口という漢字の二画目だ!(16時27分)おしまい。



〈次回予告〉
次回は、【貯金】か【ドラマ】について書かせてもらう予定でおます。更新予定日は近日です。夏もそろそろ下り坂だ、頑張れ七十八郎!(何を頑張ると言うのだ!)
posted by 浜岡七十八郎 at 18:50| クアラルンプール ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月21日

夏のスイスイマンスH浜岡かく語りき〜バスタオルのたたみ方〜


「バスタオルをたたむ時に重要なのは、そーっとたたむことだ!!」と。




蟹がいってました。



〈次回予告〉
雨にうたれて、ヒョエーー!と小走りですが次回は【曲がり角を曲がる心構え】か【梅雨明けについて】について書く予定です。通り雨には気をつけましょう
posted by 浜岡七十八郎 at 18:26| クアラルンプール ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夏のスイスイマンスG浜岡かく語りき〜眼鏡の中の中〜


未来からやってきた友人が朝に寝ぼけて私の眼鏡をかけて、「贅沢な眼鏡だな」と言った。
「贅沢?」と私が聞くと、未来では眼球に対する飛蚊症の要領で、レンズに好きな画像を飛蚊させることのできる〈眼鏡の中(これをレンズということにしましょう!)の中あり眼鏡〉というのが販売されていて、スタンダードなものでは〈苺〉や〈お星様〉、これらは眼鏡をかけると、それらの画像が見られて気分が高揚する仕掛け。
中には別料金のオーダーメイド承りのお店にて、自分の好きな言葉を外国人の刺青のように飛蚊させ己を常に鼓舞させたり、好きなアイドルを飛蚊させて鼻の下を伸ばしたり、煙草を一本飛蚊させて、禁煙を目指しながらあからさまな逆効果を招いたり、というような眼鏡の台頭もあるそうな。
次第にとある企業が自分の社名とか会社のロゴマークを飛蚊させた眼鏡を販売、というよりも広告料の兼ね合いで無料賞与に近い形をとり、オーダーメイドの飛蚊画像にも企業の広告を一部つけて、料金を多少引き下げるということがみられるようになるそうな。
更には、画像だった飛蚊が動画にも変わっていき眼鏡の料金も割高になる、「眼鏡の中(レンズということにしておこう!)の中の画像がとても綺麗になったことで眼鏡の値段も高くなったんだ」と、未来からきた友人は不満をもらす。友人は現代の携帯電話とかで言うと、いらない機能とかはいらないから安い料金にしてほしいけれどそんな電話なかなかないんや!とこぼす私と似ている。似ているものが友となる。なるほど。
高い料金をどうにか抑えるために、視界の八割を企業のロゴが覆ったり、苺が実っていく早送り映像が10秒に対して企業のマジモノコマーシャルが50秒流れたりする。
画像!画像!企業!企業!映像!映像!広告!広告!企業!


「眼鏡をかけた人はみんなおかしくなってしまってね、未来の低視力の人達にとって一番の贅沢眼鏡は……」

「贅沢眼鏡は…?」

「そう!何の飛蚊もしない令和現在のプレーン眼鏡なんだ!」
と言って友人は私に私の眼鏡を返してくれました。おしまい。




“おしまいと言いながら”

〈眼鏡の中の中〉かあ、と思いながら日々過ごしていて、中の中を縦読みしてくっつけると串だなあ、ビール飲みてえなあ、なんても思いながら、ぽちぽちと液晶を触って落ち込んでいたら、学生時代に読んだ筒井康隆の「にぎやかな未来」を丸パクリして書いてみようと思いましたが、なかなかうまくいくものでないですね。ああ、筆ぢからよ。
私は時に本を読んでる人の雰囲気を出すことがあるのですが、実のところ年に二三冊しか読まないし、作品というのを複数冊読んでいる作家さんも少ないながら筒井さんは四五冊読んだ覚えがあるので好きな作家さんの一人だ!と言っても過言ではないと思います。
と、昨年は村上春樹先生の『海辺のカフカ』と『1Q84』を読んだのですが、なるほど、どちらもとても面白かったです。おしまい





〈次回予告〉
八月もあと十日ほどですが、次回は【夏の思い出】か【バスタオルのたたみ方】についてスイスイする予定です。更新日は未定です。雨が降って湿度が高い時ほど水分をとるようにしましょう。

posted by 浜岡七十八郎 at 00:37| クアラルンプール ☁| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月18日

夏のスイスイマンスF浜岡かく語りき〜かえるのうたが〜

青森を目指す私に多くの困難が起こったことは割愛するが、この中で一番の困惑はヒッチハイクで乗せてもらった親切さんに人見知りを出し最後には…こんなことなら歩いた方がまだましだった…と窮屈を感じたことだが、その罪は明らかにこちらにあり書くことを拒みたいところ。私は青森に降り立った。青森とくれば行ってみたいのは三沢にあるという寺山修司記念館というところと太宰治関連のどのかだ!と思ったけれども今は日が暮れていてなかなかどうだか。その詳細を何かしらで調べて行った風に書こうかという気持ちもふつと泡立ち始めるけれども何となくそんな気分も起こらずにバス停のベンチに座っていました。何分か、何時間か経ちました。こういう時は眠りこけてしまい起きたら、または、起こされたら異世界に突入しているというのが相場な気もしますが、実のところそんなことは起こらずに前に書いた猫の何とか一族も、どうやらカマキリのハッタリだったように思いもす。ハッタリカマキリだったのだ!このご時世にもハッタリカマキリは生きているもので困っているところ私は一軒の農家さんに声をかけられて一晩泊めてもらえることになりました。ここでの心暖まるふれあいと、その御返しに多量の汗を流したことも割愛。人生の多くのところは割愛されていきます。 
何年か私は青森でモロヘイヤを育てることになり、その農家さんには一人のまだ喋り出せる頃の子供がいて不思議なことに私に少しだけなつきます。子供は私に夜な夜な絵本を持ってきて読むようにせがみます。ある日はこの絵本。またの日はこの絵本。そして今日は『みてみて!』という本で、これは子供が自然の色々を手にもってそれが写真に収められている本なのだけど、ヤスデとかとんぼとか、死んでしまったヒミズとかを子供が手に持ちます。
画面には手の中身がアップになります。その本を読みながら、途中で泥からあがってくる蛙をすくっているページがあって、ここに来ると、かーえーるーのーうーたーがー、と手を布団について足をぴょんぴょんと跳ねるというのが不自然の決まりとなりました。
 (多分だけど、)ストーリーとかがある本ではないからページはぱらぱら飛ばして、たんぽぽの綿毛のページ、こちらも手で摘まんで、ふぅーーっと息を吐いて天井を見上げると子供も上を見上げて、その隙にページを蛙にもどして、「あ!また、蛙だ! かーえーるーのー……」と歌うと、お互いにまた足をぴょこぴょこはねて息を切らし、シカの糞のページでは、きたないきたない!と糞をはらってはらって、はらいながらページを蛙にもどして「きたないきたない!あ!また!蛙だ!! ふうー、 かーえーるーのー…… 」と歌って足をぴょこぴょこあげて疲労も困憊となりながら体力も咽力も次第に尽きていき、このループを何回繰り返すのだろうか、かーえーるーのー、うーたーがー、きーこーえーてーくーるーよー、ぐわっ、ぐわっ、ぐわっ、ぐわっ、げろ、げろ、げろ、げろ、ぐわっ、ぐわっ、ぐわっ!気づけば私は中華料理屋の店前に置いてある甕の中に水を張って飼われている白色の魚となっておりました。 
私のルーツとは一体、何だったのだろうか。ぽろりぽろりと落ちた鱗にはどんな絵柄があったのでしょうか、解らずじまいでございますが随分とよくわからないところまで来ましたがここで育児〜青森編〜も完結としまして、前編後編に分かれました育児編にも〈完!〉の判子を付かせていただけたらと思うところでございます。おしまい 



 〈次回予告〉
 明日はスペシャルGUこと札幌記念もありますが、次回は【眼鏡の中の中】か、【好きな作家】にのどちらかについて書かせてもらえたらなと思っとるところでございます。よくあることですが、だ。である。語尾と、です。ます。語尾を混同してしまう悪い癖は永遠に抜けんのでしょうかと思うところです。
posted by 浜岡七十八郎 at 01:15| クアラルンプール ☁| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月14日

夏のスイスイマンス〜浜岡かく語りきE忘れられないこと〜

 
眠っていると暗闇の天井から一本の銀糸が光沢をまばゆかせながらするうと下りてきてそこには一匹の蜘蛛かと思いながらよく見ると蛸であって脚の本数は近いながら膨らみの胴体はあらずさらによく見ると蛸特有の滑り気というのがあからさまに欠如していて脚は錆び付いた金属か、胴体はマッドな質感、色はシルバー即ちこの蛸はメタル蛸であって海に住んでいる蛸ではなく熱湯につけても真っ赤には変色しない、びびびと静かに音を立て水没するだけでただそれだけのものだ、では何故この蛸がこの室内にすっと落ちてきたのかこの平成の終わり頃にとふと部屋に置かれたポトスを眺めるけれどそこまで鑑賞に耐えられる代物であるわけじゃない、しばらくして電話が音を立てて震えます。私は受話器の上がったボタンを押して、蛸についたコンセントに充電器を差したのか、または抜いたのか。こういう局面ではいつだって蛸、烏賊だったためしがなく蛸ばかり、たこたこ、烏賊は屋根裏でニキビに悩み、また吸盤についたもずくをはがします。
忘れられないことと覚えていることは少し違うもので、また当たり前な話、個人的なことに違いないので、何を書いたらいいのかしばらく考えていましたら電話が壊れました、あらまあ。

ここまで書いて読み返して思ったことは自分、メタルなんとか好きすぎ。というのと何書いてんのかわからんで、しかし。と言うところですが、視覚的な何かと、印象的な言葉が組み合わさると忘れられないことになりやすいのかなあと思ったりしますね。おしまい。




〈次回予告〉
次回は【眼鏡の中の中】か【好きな作家】について書かさていただくか、どうにか一周出来たので浜岡思う違うテーマで書くかの両睨み+チャクラ睨み付けの3択で検討中でございます。
更新予定日は亀歩きでのんびりとやってまいれたらなと思っています。
皆様もよいお盆をお過ごしくださいませ。
posted by 浜岡七十八郎 at 23:35| クアラルンプール ☁| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月10日

夏のスイスイマンスD浜岡かく語りき〜性格〜


私の性格はどんなのだろうかと言うと、まずは決断力がある。さらには向上心もある。弱きを助け強きに立ち向かう親切心は勿論。顔面はハンサム。肝臓の数値も許容範囲内。たっぱは高過ぎず低すぎず、鼻も高過ぎず低すぎず。時には失敗するところもご愛嬌。優しさの塊でもあり、頭は切れ、頼り甲斐があり、胸板は厚く、背筋は一本にぴしっ、と言うよりはびしぃぃぃっっっ!!!と伸びていて、字は読みやすく、思い遣りがある。
と、いうのが私の性格である。
自己評価で言うとこうなのだけど、なかなか自分自身を正当に評価できる人間は少ない。そこで私は、私と仲の良い気心の知れた四人の仲間を四ツ谷にある老舗割烹に招き、浜岡について語らうささやかな座談会を開催した。以下その記録。




・浜岡はどんな性格なのですか?

A氏「グワァ・グワァ……。グワァ・グワァ……。」
B氏「ポッ。ポッポッポッポッ。」
A氏「……。ンガァ。…。ンガァ。」
B氏「……(何度も頷く。)」
C氏「ジーーーーーーー。ガチャ!ジーーーーーーー。」
B氏「ポーッ、ポッポポッ。ブルッブルッ。ポッポポッポポッ。」
A氏「……。ゲー。ゲー。グワァ!グワァ!」
B氏「…。ポーッ。ポーッ。」
A氏「(頬っぺたに空気を溜める動作)……(笑)。」
B氏「(何度も頷く。)ポポポ。」
D氏「………。」
B氏「…。」
A氏「………。」
B氏「……。」
A氏「(目をキョロキョロさせながら頬っぺたを膨らます。)」
B氏「ポー。………………………。ポッポ。」
C氏「ジーーーーーーー。ガチャ!ジーーーーーーー。」
B氏「……。ポッポッポッポッ。ポッポポッ。…………。ポポー!」
D氏「…。」
B氏「ポポポポポー!」
D氏「……。」
B氏「……。」
D氏「…。」
B氏「………。」
A氏「…………。」
B氏「…ポ。……。」
浜岡「……。」
B氏「…。」
A氏「………。(頬っぺたを膨らませる)…。」


こうして座談会は幕を閉じるに至る。
わかったこと、わからなかったこと色々とある。浜岡がどんな性格なのか、それは分からなかった。
しかし、人生とはそんなものなんじゃないだろうか。そんなこともある




〈次回予告〉
次回は「忘れられないこと」について書く予定でいます。更新日は未定ですが、筆のスピードが少しずつカメ歩きとなっていますので、ここらで気を引き締めたく思います。ちなみに座談会のC氏は自動でA面とB面を再生し続けてくれる昔のカセットテープでした!!!(でした!!!と言われても。)

posted by 浜岡七十八郎 at 02:46| クアラルンプール ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月06日

夏のスイスイマンスC浜岡かく語りき〜育児〜


多くの人が信じるに信じられない真実に他ならないのだけど、事実僕にだって子供時代というのがあり赤子時代の浜岡も存在した、即ち浜岡自身も“育児”をしてもらい成“”長を遂げた赤坊だったのである。
そこで、浜岡がどのような”育児”を受けてこのような人格を持つに至ったのかを、詳細に書いていこうと思いながら、なかなか不思議、一つも思い出せないのである。
いつ頃からの記憶は満ち満ちているのだけれど、というようなことを書くのは野暮だからしないけど0才とか1才の記憶はバクに食べられてしもたんか。
実母実父に尋ねれば、あなたは、こうで、これこれで、あんなことがあって、と教えてくれるかもしれないが、この際に、ああ浜岡はそんな育児を受けていたのかぁ、なんてこぼしたら、浜岡?はい?何言うてマンネン?となること受けあいで、なかなか尋ねられぬ。
ならばと、私は幼き七十八郎の写真を一枚引き剥がし、故郷への夜行便に飛び乗った。
早朝から、船、軽トラックの荷台、回転木馬、落ちていた棒を杖にして徒歩などを経由して生まれ育ちの団地に到着。
写真片手に、この子供のことを知っている人を探していますと昼の2時から2時15分まで懸命に聞き回る。それ以外の時間は、朝も昼も夜も、地元老舗本屋の店前に2機だけ置かれている格闘ゲームに熱中する。紙のお金が金属のお金にかわり重みを増す。まだだ、まだ、いける。お金は減っていき、子供時代の私を知る手がかりとなる情報は皆無と言っても他ならない。
やがて持ち金も底をつきかけて、残りのお金で半額になっている食パンを買うか、もう一度だけ最後のボスに挑むか悩み耽っている時に100円玉をぽとりと落としてしまいゲーム機の下を覗きこんだ。

そこには一匹のカマキリがちょうどカマで硬貨を挟み、硬貨は垂直に押さえられていた。
「大きくなったな、七十八郎」
「え?どうして僕の名前を?」
「昔、カマキリの卵を持って帰って押し入れに入れたまま忘れてしまい、その卵がある日孵化して家中が赤ちゃんカマキリだらけになったことが、なかったか?」
「あ、まりました!!まさか、あなたは」
「そうだ、その時の生き残りカマキリだ。と言ってもわしらはそんなにも長生きはせん。その末裔だ」
「ま、末裔」
「そうだ」
「僕がどんな赤子だったか、どんな育児を受けさせてもらっていたのか知っていますか?」
「ふむ、わしはそこまでは知らない。しかし、あの頃あの近くに住んでいた猫、土門どら猫無銭紋ブチ一族に聞いてみたら教えてくれるかもしれない、今はその子供たちがここにいるはずだ」
と言ってカマキリはカマに器用に唾液をつけて落ちていたレシートの紙屑に住所を書きました。

「青森。」
私は、ごくん。と唾を飲み込みました。

そして歩を北の方角へ向けました。




《一時中断》
・書いていたら随分と長くなってしまったので私は一度ここで筆を置くことにしました。〈育児〜青森編〜〉を書くかどうかは未定です。
書くことになりましたら是非ともご贔屓によろしくお願いします。


〈次回予告〉
次回は【性格】について書く予定です。
更新は暑い日のいつかを予定しています。皆様も暑い日にはお気をつけくださいませ。

posted by 浜岡七十八郎 at 16:21| クアラルンプール ☁| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月03日

夏のスイスイマンスB浜岡かく語りき〜夏の日のいいこと〜


昔読んだ何かの本で、詩人の谷川俊太郎さんが、一番好きな季節を夏と書いていて、その理由に色々な生き物の生命、生命力がパッと芽吹いていくからだ、正確な文言は忘れているのだけれど、なるほどそんな風に季節を感じられるのだなあと番茶をすすりながら、自分などは子供の頃に同じ質問、好きな季節は?というのを問われた時に、冬だ!と考えていたことがある。なぜか?と聞かれたら、冬には蜂が休んでいる。その他の季節は蜂が活動している。蜂に刺されると痛いので蜂がいない冬がいい、と答えたことがある。何だその理由は!と共に、子供の頃はよく外で遊んだなあ。今は外では遊ばんなあ、と思い、時代としても、少し前の気温とは違うから外で遊ぶべからず!暑すぎる場合は!という厳戒令も敷かれ、僕が子どもの頃の夏とは違うものとなっているのが今の夏に違いない。

万人のものではなくて個人的な体験になってしまうのだけれど、夏の日のいいこと、何かあるかな、あったかなと考えていたら少し前に派遣型のアルバイトをしていた時のことを思い出しまして、そこは勤務先を選べるタイプの派遣型、何となく求人冊子をめくっていたら【勤務地】雲上。というのがありました。うんじょう?  標高の高くて雲を見下ろせるペンションか?お土産屋さんか?、その時には有り余る程の時間もありましたので、応募してみまして、指定の駅前で待っていましたら、責任者のGさんという人が、やあ君か、ちょっとこっちへいらっしゃいと駅の裏側にあるエレベーター。責任者のGさんが鍵穴にかぎを差してはダイヤルをぐるぐる几帳面に時計を秒ではかりながら、あと7秒したら、この豆腐をふたつに割って両手で持ちながら乗ってくれ!と言いました。私はぽかんとしながら言われた通りに、絹かい、と思いながらエレベーターに乗りまして降りたのは事実に雲の上。これがうんじょうかあ。ほうぅ。
上には植西さんという、随分くたびれたおじさんがおりまして、「お、待ってたよ、君が浜岡くんか」とか、「なかなか一人では回らなくなってきてね、さっさっ、その豆腐をここに置きなさい」とか、「えっと、英語とスペイン語が話せるんだっけ」とかってまくし立ててきては「いえいえ日本語だけです」と答えると、「そうか。大丈夫だよ、日本語しか使わないから」と言われ大丈夫かなと思った記憶。そこでどんな仕事をしていたのかというのは契約で口外出来ないことになっているのでここでは伏せるけれど、夏の日のとある日に、雲の上は直射日光がきびしいなあと思いながら内輪をぱたぱた、故郷は名古屋の都心部にある100メートル道路を見下ろしていました。
植西さんは後ろの方でココアシガレットくらいの大きさの水圧で輪投げをする玩具で遊んでいて、私もうとうとと睡魔に襲われかけた時に手で持っていた内輪を雲の下に危うく落としそうになってしまい、おっとっとっと空中で拾いあげた時に、ポロロロンという音がしたのです。
これがどういう事だったのかと説明すると、名古屋の100メートル道路の往来には何人か日傘をさしている人がいて、その米粒くらいの人たちを私は一瞬内輪で撫でてしまい、それがオルゴールの原理で、ポ・ロ・ロ・ロンと奏でられていたのです。
私は一時停止ボタンを押して、往来の人の動きを止めて、またゆっくりと内輪で100メートルの往来を撫でてみました。
ポ・ロ・ロ・ロ・ロン・ロ・ロン。ロ・ロ・ロ・ロ・ロン・ロ・ロンとメロディーが奏でられました。すると後ろで水圧輪投げをしていた植西さんが「あ、『田園』だな」と、首だけこっちを見て言いました。私はもう一度ゆっくりと内輪で往来の人を撫でました。生・き・て・い・く・んだ ・・そ・れ・で・い・い・んだ・と聴こえました。そして、その後も、ビル・に・飲み・込・まれ・・街・に・はじ・か・れて・・・と旋律は続いていきます。
「いい歌だよなぁ『田園』。『田園』聴くとやってやるぞー!って気になるんだよなぁ」と言いながら植西さんは水圧輪投げをしています。
確かに僕も『田園』は好きだなあと思いながら、やってやるぞー!という気持ちにまではならないのですが、夏の日のいいことを一つあげるなら、その時に聴いた『田園』なのかもしれないなあと思ったものです。聴きました。はい。




〈次回予告〉

なぜにこんな長文を書いているのだろうか、かつ、一体誰が読むというのか、と疑問を抱きながら、次回は【育児】について書かせてもらう予定です。更新日は未定です。よろしくお願いいたします。
posted by 浜岡七十八郎 at 03:15| クアラルンプール ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月01日

夏のスイスイマンスA浜岡かく語りき〜古き良きものについて〜


古き良きものなんぞや、と思いながら日々を過ごしておりましたら夢を見ました。
それは僕が原動機付自転車には乗れるけれど普通自動車には乗れない、いわば思春期と呼ばれる時代に、とある友人がその父親から地元にあるとても小さなレンタルビデオ店の会員カードを借りたのか、もしくは、うまい事くすねてきたのか、とにかく父親会員カードを手に入れて、鼻血が出るほど驚くにはそのレンタルビデオ店はなんと無人のレンタルビデオ店、店内には無人ビデオ貸し出し機なる、飲料の自動販売機を幾分太らせたような機械、カードをスキャンして、選んだビデオの空箱の番号か何かを入れるのだったか、バーコードみたいなのがあったのか、そこのところの記憶は曖昧なのだけれども、夜な夜な僕らは鞄を一つ携えて、友人の父親の成人会員カードを使いましては、ベートーヴェンが髪の毛をくるくると巻いているドキュメントやイルカが右・左・右・左と首を横に振る映画、漢字の山という字が時計回りに360度、反時計回りに360度回転し続けるアニメ。などを借りては、その賛否を語り合った。その時代の夢でした。

うそつけ!そんなビデオ借りるわけないだろ!暖簾くぐったんやろ!と問い詰められても私は諸手を上げて首を左右に、山を180度回転させては、暖簾もええし、無人ビデオ貸し出し機もええもんや、どちらも古き良きものやな。
それにまつわる記憶が残るのならば、とかって思うのですが。現代、あの無人ビデオ貸し出し機はどうなっとんやろか。あの空箱に収まるサイズの小物などを無人で売っとるんやろか。どないなんやろか。


もっと未来になれば、色々な時間が短縮されていき、こんな風にぽつぽつと文字を打つことや、何て回りくどいんだと思いながら文字を読むことも、なくなって。
頭からピッ!となって文字がモコモコ膨れあがり、または、ピッ!となって頭に直接言葉が入って、その時には誤字とかも、にょろにょろ(ママ)みたいにもなったりするのかな、したらば、未来においては、こんなふに間違いだらけの文章を書くことも、また読むことも、読ませることは少し駄目なのだけれど、未来の自分にとったらば、この日記も古き良きものになるんかいなあ、とも思った夜です。おしまい



〈次回予告〉

次回は【夏の日のいいこと】について書きます。更新予定日は近日中です。一度頭に管をつけて、えいっ!とする予定はないですがお楽しみに!

posted by 浜岡七十八郎 at 02:22| クアラルンプール ☁| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月30日

夏のスイスイマンス@浜岡かく語りき〜8月の天気予報〜


8月の天気予報を教えてくれろとの投書をいただいた。私は予々競馬なんかの予想は的中しない方なので、天気だって予報できる才覚があるとは思えるものではない。
しかしながら、8月の天気予報をどうしても教えてくれろという熱い涙が一滴の雨となって私の頭頂を叩いた気がした。
その雨は語りかける。
昨日の新聞を今日届けても意味がないではないか。と。ほう
焼いた餃子を生の餃子の皮に巻くだなんてことがあるのか。と。はう
冬という字の下のちょんちょんは本当に雪なのか、と。ふう

7月のうちに予報しないと意味がないな、私は思った。
7月のうちに8月の予報をするのだ。それが私に与えられた使命に他ならない。などなど。

8月の天気は概ね晴れである。
それも気温も30℃を越える日々が連発しそうだ。ポケットに飴玉を入れるとべたりとくっついて開封できない日々が続く。飴玉をポケットに入れてはいけないのが8月だ。
いやいや、浜岡や。もっと詳細に教えてくれろよ。いつ雨が降って、いつ傘が必要で、いつまで天日干しができるんだよ。くれろよ。おやおや、随分と腕白な読者だ。はう。へい。ほう。それでは詳細に以下の順。


8月1日
晴れ

8月2日
曇り、のち、サルバドール・ダリ

8月3日
ジョルジョ・デ・キリコ、のち、晴れ

8月4日
曇り一時、hokusai

8月5日
晴れ

8月6日
晴れ

8月7日
デ、のち、デ

8月8日
曇り、のち、晴れ

8月9日
ジョルジョ・デ・キリコ

8月10日
ジョルジョ・デ・キリコ

8月11日
ジョルジョ・デ・キリコ

8月13日
曇り、のち、晴れ

8月14日
ジョルジョ・デ・キリコ

8月15日
晴れ

8月16日
キリコ、のち、晴れ

8月17日
ジョルジョ・デ・キリコ

8月18日


8月18日
デ、一時、雨

8月19日


8月20日
雨、のち、ジョルジョ・デ・

8月21日
天気

8月22日


8月23日
サルバドール・ダリ

8月24日


8月25日
デ、のち、天気

8月26日
デ、のち、デ、一時、デ

8月27日


8月28日
デ、のち、・

8月29日


8月30日
デ、のち、デ、一時、デ

8月31日(野菜の日)


浜岡、8月の天気予報について。
おわり





〈次回予告〉

次回は【古き良きものについて】かく語りきの予定です。更新日は八月に入ってからのいつかです。

お楽しみに!
posted by 浜岡七十八郎 at 02:20| クアラルンプール ☁| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月20日

夏のスイスイ募集要項などなど。何を今更


8月は夏のスイスイマンス!と題して、何個か(?)このオールドターキー電子版に言葉と言葉の接吻、文と文のハグ、それに句読点、び、などなど、を載せようと思っているのですが、これについて書きたい!、または、これについて書いたるでえ!、という息巻き息継ぎも特にはあらずんば、たてたてよこよこで、なんだかこれについて書いてみたらどうか?というようなことをこの日記の更新を心待にしながら反抗期と思春期を通りすぎたり、まだ最中にいる佐渡島周辺に住む小学四年生以下の同胞たちに聞いてみたいという心持ちでございます。

フォイグザンポ、【フランクフルト】【好きな色】【三分とは何か?】【…】コメントのところに書いていただけたのならば、8月にそれについて書いたり、書かなかったり、書こうと思いながら書けなかったり、というのをさせてもらえたらいいなとも思っています。

特に何もありませんでしたらば、いやあ8月は夏のスイスイマンス!とか言ったけど、いやあ、まあ、広い案配のスイスイだったなあ

と、ひとりごちて、正月にすず音をいただこうと思います。すず音うまうま。
スイスイ!
posted by 浜岡七十八郎 at 23:31| クアラルンプール ☁| Comment(6) | カルカベッキア君私書箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月22日

セキュリティーボーイ新聞・布版最終回


セキュリティーボーイ新聞・布版最終回


【一面】

・特になし


【社会面】

・ミミズクあらわる。ミミズク研究とドンとか校長とか教頭とか呼ばれているという話のミミズ男が言うには、このミミズクは蓄音機で犬が幻想即興曲を聴いていたら音が固まって物体となってミミズクとなり、ミミズクの後にはサイダーになるのでは、という話。ミツヤサイダー。


【スポーツ面】

・2月16日京都牝馬S。本紙浜岡自信の◎オールポッシブル。荻野極騎手好スタートからハナを切るも結果は残念なことに。しかしながら1分ほど楽しめてよかった、と浜岡談。今は黙り。


【布の話】

・ぬのの進化の途中にはめがあるはずだ

・今回の日記は糸縫いで肉眼されるようになっている!とても苦労をしているのだ!嘘だと思う人は撫でてみるとよい、ぼこぼことしているはずだ

・布倉庫にイケている布を発見するもどこの売り場で売るものなのか分からずに途方方


【編集後期】

・しばらくぶりに新聞を発行できた木曜日もすぐに廃刊に追い込まれ涙を流す配達員の自転車は錆が青く時間はどのように流れていくのか浦島さん亀さん。庶民洋酒はポケットに収まりがよく、ごくり、損なった事実があなたのことを損なうことはないでしょうと何だかあり気な言葉が浮かぶけれどよく意味がわかるわけでもなく鼻毛を一本抜くと電気が消える。カチリ。そうは言っても明日は猫の日、多くの猫がよい日なたを見つけられますことを心の底から願う。(セキュリティーボーイ新聞編集長)




posted by 浜岡七十八郎 at 00:05| クアラルンプール ☁| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月08日

エポカドーロ君大跳躍


ロボットの片方の手をのぼっていって耳の穴から顔の中に入り込みのうみそ。このロボットにはのうみそがあって。のうみそを後頭部へ。毛穴から外を眺めると団地。団地の手前側には芝が生えていて、芝。芝と団地の切れ目のコンクリート。その上に猫が座っている。昼寝か。ふたたびロボットののうみそをくぐり色々な記憶。記録とかより記憶をたどる、ロマン派のメカで。なんだか1とか0とかが落ちていると思っていたのだけどそんなこともなく枯れ葉が何枚も何枚も落ちていてそれも色々な色。黄金色藤色マクドナルドの色、色々な色が落ちていて、それの一枚をよく見てみると葉っぱに、もしくははっ葉に映写された5秒くらいの映像は熱を出した子ロボをタクシーで小児科に連れて行くパパロボ、犬ロボに指を指す子ロボ、雨が降っているののを心配そうに見つめるおばさんロボ。どれもが虫に食われた古いハッパで画質も荒い。画質も荒いし幹側のところにいっちょうまえに♪のマークがあってばくばく揺れる、音をつける技能はないけれど好きに脳内で補完すればいいでないか、というのを暗にあらわしているのだろうかよくは分からない。よくは分からないながら反対の耳から肩の上を歩いて手を滑って帰る。家に帰るとぱらぱらぱらぱらぱらぱらぱらぱらと砂が落ちてくる。落ちた砂の間から花が一枚。
それはそうとあのロボットは何だったのだろうかなあと、ふと思う。
コーカサス?
コーカサスなわけはない、コーカサスってなんなのさ。
posted by 浜岡七十八郎 at 13:37| クアラルンプール 🌁| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月30日

わたしのいいもの

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今日買った種牡馬辞典
分かりにくいのだけど右だけ少しインキが濃い
ナカヤマフェスタのページも少し濃い
分かりにくいのだけど

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posted by 浜岡七十八郎 at 19:37| クアラルンプール ☁| Comment(1) | ストロボ倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月16日

みなさまへ


どうもこんばんは。浜口です。
改めましてなのですが、12月14日のライブを最後に浜口浜村を解散することとなりました。
これまで、浜口浜村を応援してくださった皆様、気にかけてくださった全ての皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。皆様、どうもありがとうございました。

小学二年生の演劇の出し物で涙を流しながらひれ伏す演技をしていた色白で華奢な少年と、片方ははげかかり片方は太り出し、随分と遠くまで来たね、お互いに、とは正にこの事か!で、端から見ると何も良い結果の出せなかったコンビでしたが、いつも新しい種類の漫才を書く姿勢を崩さなかった相方の事は鬼尊敬していたし、お金持ちにはなれなかったけれど、最初からそんなにそれを望んでいなくて、多分それがよくなくて、申し訳ない。このままでどうにか生活が出来るようにならないかなと努力もしないで、考えが甘くて、申し訳ない。

他の世界を見た事がないから比較は出来ないですが、芸人の世界にはかっこいい人が多くて、比べて自分の矮小さに辟易してしまい、逃げるようにして帰ってしまいどうしようもない、かっこいい人たちがいつまでもかっこよく年を取っていくように、そんなふうに自分がなれるとは到底思えず、結果的には死んでしまいました。死にながら生きているように、で、いやいやそもそも生まれてもないよとかも、あるかもしれないですが、そこには何もありません。ちょっと書いている事もよくわかりません。

浜口浜村はとても愛されていたなあと思います。お客さんにも芸人さんにも。スタッフさんにも!ありがたい。
しらがのはげかかりおじさん、頑張っていた、ありがたい。報われてほしい。これからも芸人を続ける気持ちだと言っていた。
売れたらお金をくれると言っていたので売れてほしいです。僕も馬券などで莫大な富を得られたら少しあげたいです。

あと、このブログの事をちょっとだけ書くと、こんなことを書くのもあれなんですが、僕はその時に名古屋に戻っていたのですが大きな地震があって、たくさんの人が死んでしまい、みんなとても不安な気持ちになって、自分はとてもちっぽけなのですが、誰かがこわいとコメントに書いて、何もできないのですが、それに返事を書けた時に、ああこんな訳の分かんない事しか書いてない書いてこなかった日記だけど、やっていて良かったなあと思えて、もういつやめてもいいやと思って、でも愛着もあって、芸人でもなんでもない普通のおじさんがたまに変な事を書くブログとして残しておきたいなあという気持ちもあるのですが、ちょっとやってみたら何も書けなそうで消しちゃうかもしれないですが、それもまた風流な事と捉えてくれたら嬉しいです。

長く書きましたが、最後に皆様、本当にどうもありがとうございました。
覚えていてほしいとか、時に思い出してね、とかはちっとも思わないですが、長い間、浜口浜村のメンバーとして漫才が出来て楽しかったです。
多くの皆様に、多くの幸運が降りかかりますことを!
posted by 浜岡七十八郎 at 19:35| クアラルンプール ☁| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月15日

12月14日


突然なのですが、昨日付けで浜口浜村は解散することとなりました。
応援してくれた皆様、気にかけてくれた皆様、お世話になりました皆様、どうもありがとうございました。
解散もコメントは事務所のホームページにあるので、それはそうなのでそうとして、これから!びしばしと!ちょっと砕けた感じで!色々と!噛み砕いて出来るだけポップに!ブログに御挨拶を書こうと思ったのですが、お酒を飲んでいたら眠くなってしまったのでひとまずは寝て、夜勤を勤しみ(重複してますね)、明日にまた書けたら書こうと思います(と、言ったら、何なんだお前は!とも言われそう申し訳ないのですが)。色々な事はツイッターにも書いているので見てくれたら幸いです。
カルカベッキア君大跳躍の読者の皆様、並びに浜口浜村を応援してくださった皆様、これまで本当にどうもありがとうございました、本当はそれだけです。ありがとう!どうもありがとう!申し訳ない!ありがとう!
posted by 浜岡七十八郎 at 20:02| クアラルンプール ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月08日

教えてクリケット


自宅のどこかに麻雀パイを隠して、定められた時間隠し通す事が出来たら金一封という企画があったとならば、あなたはどこにパイを隠すでしょうか?
私ならばあそこに隠したいというところが一つあるのでそれは最後に書くとして、今日は年も末まつなので、毎年恒例の今年のカルカベッキア君大跳躍タイトル大賞を発表しよう!かと奮い起って見ましたが(奮える事の程でもない、程の事でもないけれど)、ヨーク考えてみたら毎年、そんなこともやっていないし、どんなのがノミネートしてるのかも分からない(全部が対象だと大変で目がしょぼしょぼになるに違いない)、というのがあって、残念、ふっと見上げた空は吊革たくさんぶら下がった屋根月だったりもして、とほほ、誰も気付きはしないに違いないと自分だけの安吾うめいたのにしたタイトルも自分でそれがなんだったのか謎になってしまっていたりと悪戦苦闘もあるのですが、今椅子に座ってざっと見ています(父の
奇数はマザーグースに違いない!という閃きはありました。脳ミソ大発光!!)。
どれも中まで読むのは大変だから読む気になれないけれど(と、言うと本当は選んだのの中のを読んでみてくれよみたいな感じもするかもしれないけれど本当にそんなこともなく)、このタイトルはノミネートするか!とふっと思ったのは「めきめきめきめき記」と「宇宙人、人なのか?」かな、つまみつまみで見ているけれど、あと自分はたくさん屁をこくんすが「屁甲斐ない日記」は多分、本当にヘがいないようになってるんじゃないかとこれは本文を少しちらりもと思って、他を見たら今年は不毛!なぜなら、そんなに書いていないからか!と小学三年生以下の佐渡島周辺に住む読者には申し訳ない限り、大賞は誰なのかをみんなで賭けの対象にして楽しんでもらえたらありがたい罪に問われないやり方で、あと今年のじゃないけど
「気になるあの娘は左利き」ってのがあった記憶があったけれど探してみたら「気になるあの娘は白内障」で、多分頭と手がうまく繋がっていなかったんじゃないかと思う、パイは鍵やドアノブを回すと出てくる内側の四角いところを外してあそこにパイを隠したいおもとります。賞金はいただきだ!
posted by 浜岡七十八郎 at 01:23| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月26日

歩歩


ぱつくんはぱつくんと言う名前だけれど弾ける時にはぷちっ!という音を立てるそうで、それならば名前もぷちくんと呼ばれていてもおかしくない、事実明治の時代にはぷちくんと呼ばれていた事もあったそうで(その前はその形からいかげそ、とも呼ばれていたそうな)諸説あるけれどぷちくんが豊作の年に一本だけ突然変異的に現れたばふんうにこちゃんが身を投げて助けたのがぺいぺいくんで、ぺいぺいくんのぺいが一つ剥がれて、一つは元から偽物のただの山と月を描いた風流のぺにいを足したものだったようで、残ったのはくんだけとなった今、このくんをどうずんべか?と各集落の代表ならびに鍬持ち係、旗振り、村一番の目の荒い網投げが集まって、くんをくんのままおいとくってーばー、そいつあ、もう、くんってばもう
くんぐんだがんなあと、訛りに訛って、ぐんだぁー、ぐんだぁー、訛って訛って、ぐずぬんばぁー、でんばぁー、でぅぬんばーぐ訛でだらだら訛でだらだら、と、その時網目ごしに珍助が今デンマーク!って聞こえたと叫び珍助に似たポン助、助つぐ、つぐすね、弥彦らも口を揃えてデンマーク!聞こえた聞こえたデンマーク!俺も俺もといいながら輪の外からみたら存分に全員何を言っとるのかも分からずだけど不思議と一体感を得てみんなでお粥を食べて寝てしまったのだという。寝ることは悪いことじゃない、事実寝ることによってのみに亀裂の入った地下水脈からばふんうにこちゃんの 微笑み湛えた表情も窺え、このときのばふんうにこちゃんは最早、ばふんうにこにこちゃんだ、とラッパのマークかいくら軍艦か笛が響いてい
るのか音符が飛んでいるだけなのか、その時の音も少しだけぷちっ!ぷちっ!と聴こえるのでこんな夜にも少しぱつくんの事を思い出す。ぱつくんに君をつけた時はぱつくん君となるこれはテストには出ない。
posted by 浜岡七十八郎 at 06:16| クアラルンプール ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月25日

あの子の見ているように見てみたい


スマートオーディンが東京スポーチ杯2歳Sを勝ちましたね。
ダノンシャンティのこどもで、ふーん、ダノンシャンティねえ、と思っていましたが(私はサンライズプリンスが好きだったので、その年のNHKマイルカップの勝ち馬のダノンシャンティにはちくそう!と思っている節もあります、逆恨みも甚だしいですが)、ふっと馬柱を見るとレディアップステージ、レディアップステージって知ってるぞと思って何だったかと調べてみたらミュルザンヌ、タガノミュルザンヌのお母さんか!と思い、じゃあこのこはミュルザンヌの弟か!となっております。

posted by 浜岡七十八郎 at 15:58| クアラルンプール ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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