びゅるねるくんにとってこの日がウォーターゲート夏祭りに参加できる唯一の日であって、それを蔑ろにしていた私の態度は明らかに校則違反であって、先生から縮んでスピーカーに張り付いていなさいと言われた、とて、くう、すみません、と受け入れなければならず、花の都で実際にねりもの武道場さんから、当然の指摘を受けたときに、わたしははっとしてしまった。はっ。
はっ。として、考えて、本当にそうだよなあと落ち込み、ほとんど意味はないけれど、もしまたウォーターゲート盆踊りみたいな場面があった時にびゅるねるくんに対して少しでと間違ってない態度をとれないかと、私は思った。意味はないけれど、出してあげられなかったふうねるくんから、もしも頭の片隅の隅っこの小さな自覚めいたものが少しでも膨らめば良いのになあと思ったけれど、結局そんなものはなかった。あとは自分で決めたからなと完走を目指しますが、さあ、どうでしょうか。どかーん!
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