枯れ葉の下にぐうげげを見つけた。
少し動く物があり、蜥蜴か何かかと思ったけれど、ぐうげげだった。
ぐうげげは鉄尾が嗄れていて、まさに現在、変体と途中だということを目の当たりにした。非常に希少な例だ。
ぐうげげと共生していたおぐだるは4つ目の環手で立ちうつぼの新芽をね切っては、2つ目の応眼膜に被さった屁ぽ太鼓を猛烈に払い除けて、その時にぶっとした音が鳴ったので、ぐうげげは少し驚いて頬赤らめては、またすさすさと枯れ葉の下に潜っていってしまった。
日陰がとても涼しくて、そんなことを思うもの。
少しおなかはひねもして、また芋けんぴでも食べたいものだ。