小さな川沿いを歩くよ。
蝉の鳴き声が聞こえそうな木の影の下。
絡まった草と木で川の姿は見えないけれど。
前方道路と突き当たり、左に折れると川を渡る橋のある角のところで散歩犬が糞を垂れている。ぶりぶりぶり。
散歩爺はスコップを持って、ぶりをつかまえる。ぶりもつかまえる。またぶりもつかまえて、スコップの上はぶりぶりぶりでもりもりになっている。汚いなあもう。
私も角を折れて橋を渡ると川がひらけて見える。後ろでは犬がまだぶりぶりしている。ぶりぶりぶり。
川には亀が泳いでいて顔を出した。のびいと出した。大きな鯉か鮒かもいる。小亀の姿も見える。
川を見ていたら後ろの方で散歩爺も角を曲がり橋の手前。
スコップのぶりぶりのうんちを川に投げ落とした。ぼちゃぼちゃぼちゃ。
そして、スコップを橋のへりで擦って付着したうんこをそぎ落とす。ぽとぽとぽと。
亀も魚も動じない。いつもの事なんだ!!きたねー