銀行にお金を入れておくと土日にインターネットを駆使しては馬券を買い、そして確実に負け、お金がなくなってしまう。
お金をなくしたくはないので銀行ではなく財布にお金を入れておくと何の記憶もないままにお金がなくなってしまう。
お金がなくなるのは悲しい事なので、作戦を取るならば、土日には銀行からお金を全部抜いて財布にお金を入れて時にはべろなどをガミリと噛んで記憶をとどめながら日曜日の競馬が終わる頃に銀行に走っていってお金を入れ、あとは競馬の始まる土曜日の朝までよだれを垂らしながら生きる事なのだろうけれど、こっちは競馬もしたいしよだれも垂らしたくはない。
折り合いをつけるのならば一日2000円くらいとしてここ何週か試しているのだけど、それだとテレビで競馬中継の始まる12時からやり始めると、たいていメイン前にお金がなくなり一番楽しみのレースをぼんやりと眺める事になったり、ふて寝して見ないで後でJRAさんのホームページにアクセスして、配信してくれている動画を見ては時にはこいつは強いなあと目を丸くしたり、時にはああ軍資金さえあれば取れていた馬券だった!と少し早く起きすぎた自分を責めて、でもすぐに忘れる。関係ない話だけどイヤホンのゴムはなかなか取り外して使う物でもないと思うから業者さんには固い糊でごっちりと接着してゴムだけ落ちて使えなくなるという悲劇がもう二度と起きない事を願うけれど、それは私のつこてるイヤホンが1コインプラス8コイン!もしくは1コインプラス1コインにて2コインゲットのコイン的にはプラスマイナス0のリーズナブルな品だからなのか。だから文句を言っちゃ駄目なのかもしれないけれど機能的にはまだ全然使えるのになんだかもったいないから非常に悔しい。
たまには本でも読もうかと久しぶりに古本屋を訪れてあらすじを見比べて面白そうだ、こらもすごいなあ、なんだこのものがたりは、などと互いをぶつけ合って勝ち残りの1冊を買ってみたけれど、こいつは勝ったんだ。ということに満足して読む気がちっとも起こらないのは何故なのか。あの時はあんなに蜜月だったのに!あの時飲んだクリームソーダの味はなんだったのだ!飲んでないけど。
しかし、この御時世電車で本を読めば、おっ、この口元のだらしない青年も本を読む見上げたところがあるじゃないかと他の人が思ってくれるかもしれないから眉間に深めの皺を入れて時に口をすぼめる咀嚼顔をしながら文字を読んでくけれど一文も頭に入っていないと言いきれる。<頼木さん>という人が出てきたけど名前も読めない。ヨリギかなと思ったけど変換されないから違うのだろう。同級生に<頼木さん>さえいれば<頼木さん>の名前を読む事が出来たのに、くやしいたらない、また出てきたらヨリギさんで読んでいけたらと思うけど、このまま鞄の中に入ったままただの鞄の重しにもなりそうだ。
関係ないけどふと子供の頃に父に兄と一緒に連れてってもらったワカサギ釣りのことを思い出す。あのころはまだ三人で一つの船にも乗れたけれど今三人で乗ったら船も沈むかもしれない
。明治村の裏の池だから時に黒いちんちん電車が白い煙を出して走るのが見える。そもそもあたりも朝靄か白いのに煙はもっと白い。朝はなぜに白いのか。白い。白い。
という近頃の事をうつむけになって肘を支点にしてスマホで書いていたら手が痺れてきたのでどうやらこれは潮時に違いない。わたしは何をだらだら書いているのだろうか、こんな朝に!
posted by 浜岡七十八郎 at 05:33| クアラルンプール 🌁|
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