カルカベ学園謎部の部室の看板に埃がたまっている。
謎部部長の雲丹岡誠司くんはそもそも存在が謎で他の部員にその姿を見せた事が無い。ばかりかカルカベ学園の生徒であることすら疑わしい。
謎部の実権を掌握しているのは実際には副部長の丹下下駄郎くんとされている。いや、されていた。
Xデイとされる謎の日に謎部の部費半分がすっぽりと行方不明になる謎が起こり、謎に沸き立つ部員達の謎解きが始まる中、突如冷や汗を流しだした下駄郎くんのスクールバックの中から、失われた部費が発見され、血気盛んな部員達に穴の空く程、虫眼鏡にて顔を見られた下駄郎くんはこれを機に失脚、捨てセリフとして「太陽の光を反射させ瞳を焦がそうとしなかった君達に感謝をしたい!」と負け惜しみとも取れそうで取れない言葉を残し、階段を駆け下り転げてお尻を打撲した。この事件は謎部によって、下駄転び革命と名付けられているとかいないとか、しかし、その一週間後、事件は新展開を見せる。
部員唯一の女子部員の味噌煮込み味子の謎の失踪、その部室のロッカーをバールでこじ開けたところ(、何故こじ開けたのかというと、中からくさやの焼かれた臭いが漂ったからだ、と後に部員の花潛健くんは証言している。)、くさやと着火装置、その奥からは驚くことにホック式付け巨乳が発見される。驚きで皆が顔を見合わせているところ、謎部一番の後輩、花潜哲志くんが思い詰めた顔をしはじめる。
どうしたんだ哲志?何か知っているのか?と詰め寄る部員達。
じ、じつは、俺、見たんです。味子先輩が、男子トイレに入るところ。びっくりして、でも人違いかもと思って、そしたら、もう出てこなかったんだ、味子先輩。出てきたのはゴリラみたいな男の人と、眼鏡をかけた人の二人だったように思う。その後で、中に入ったら、誰もいなくて。あ、そうだ、誰かトイレ流し忘れてるな?くさいなと思って、ちらっと便器を見たら、びっくり。くさやが置いてあって、え?って思って。うっ
哲志?どうした!
騒然とする部室、哲志くんの首元にとても小さな弓矢が刺さっている。口封じ、か。
と、序文めいたものを書いていたら変な話が始まってしまいましたが、今日は暗号を考えてきたのでお暇な方は是非とも解いてください。
お暇ではない!という方は、お暇ではないお仕事やお学業、お趣味を一生懸命に頑張って頂けたら私も幸いに思います。お前も頑張れよ俺も頑張るよ
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〈暗号(坂口暗号)〉
にちし「たちつてと」くう?こお?
知識。とそこ
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さてさて、そんな謎も謎に書きましたが昨日は「スタイル」に出させて頂きました。見に来てくださって皆様、どうもありがとうございました。チケットの御予約もして頂き、どうもありがとうございます。
今日は「ソレソレライブ!」に、明日は「検品」に、明後日は「決起集会」の出させて貰う、阿佐ヶ谷蜘蛛の巣作戦の三日間です。
今日の「ソレソレライブ!」は、阿佐ヶ谷アートスペースプロットにて、18時45分開場の、開演は19時からです。お暇でしたら是非ともおいでくださいませ!