季節の変わり目は風邪をひきやすいと言われておりますね。かくいふ私も、きっと五年くらい続けて、風邪をひいております。今年もひいてしまいました。もう治りましたが。私は毎年にこの期間は風邪をひくに違いないから用心に用心を重ねて、うがいてあらいは勿論のこと、まだ汗ばみを感じる夜にも冷えはじめるやもしれぬと長袖を着用したりしておる。私は偉い!しかし風邪をひく。ナゼジャ!ナゼジャア!!あんなにも仲良しだったのに。
ここで、黒酢を飲みながら考えた。ちなみに黒酢は身体に良く風邪には有効であろうといふ考えがあるのは勿の論のことである。話はずれたが、ふと考えたのだ。はてはてさては、こりは精神的なものなのじゃないかな。と。つまり、は、「毎年必ずこの時期に風邪をひくものだから」、と意識をしてしてさわって、とうとう渦中の風邪の中に飲み込まれ、ああ今年もいかれてもうた。と悔し涙の盃をすするのであります。つまりは、この時期に風邪をひくものべし!という自己暗示の犠牲者となっておれ。というのが、今の状況であろうといふのが私の新聞の夕刊の一面記事でございまし。
思い返せば私は、よくそうゆった、自己暗示のよふなものに取り憑かれておるよふにほほふことが他にもございます。
例えば、わたしのような八流のブロガーでも時にシャワーを浴びたり湯船に浸かったりして垢や埃や非常に醜悪な色をした心の汚れを洗い流そうと画策することがございま。この時に本当に多くなる現象といむのが、さつぱりとして浴槽から跳ね上がり、バシャーーン!と、たまたま浴室に転がっていた石鹸の真上に着地をしてしまい、してみた瞬間その瞬間、石鹸がツルリ!脚は全速力で前面に、へそを支点に後頭部は全速力で後面に!そしてどこかにガキーーン!血ープシューー!!なんてことはございませんが(オホホ)、お風呂に出るとつひつひ、私は小便を垂らしてしまいとふなるのでございます。
これは実に悔しいこと、折角に清めたもふた身体が瞬く間に汚れたほしてしまふ感たるや、何かの如しではございますのでござひはふが、これの対処法が難ありでござひまして、お風呂に入る前は一向に尿意なんてござらんのでございます。そして入浴中もそんな気配は微塵もござりませぬ。私はいつものようにダウや上場のことに頭を回転させておりまして、まあそれも横道でござひはひたね。おほほ。それでいてお風呂をあがりまして、バスタオルで身体をふく。上からふくとよいよ。下からふくと上から上から水がしたたるからね。なんて事を発見した中学生のジブンの事を回想などしてノスタルヂに浸っておると、ふと、肩をちょんちょんとされる尿意の神様から、わしじゃと。
「わ・し・じゃ」
少し意味もなく擬人化をしてみたが、そうなると私はくやしくやしトイレに行くはめになる。十中八九とは言いすぎでも十中六七は「ワシじゃ」である。わしゃつらひ。これもきつと自己暗示によるものであろふと考えてます。私は。と言いたい。
風呂から出たらトイレにいってしまういってしまうと身体がなつているのである。わしゃいきたかないのに!ちくそー
しかしながら、私の自己暗示は列挙をすれば枚挙に暇はござらない。
歯ブラシに歯みがき粉をつけたら、口には入れたくない!口には入れたくない!!と思いながら、気付いた時には私は歯を磨いてしまちておられるのだ勿論目には黒い涙を湛えておることは言わずめがなであろう。そしてそののち、ゆすがないよゆすいだらだめだよと脳は真摯に命令を下すのでありましが結果はまさかの逆効果、私は獣拳戦隊ゲキレンジャーのプラスチックコップでまるで何かかあれか何かをするように、水を右の頬左の頬右の方左の方を交互にふくませふくらませ挙げ句あにはからんやペイッと洗面台めがけ吐き出しスキリッ!としてしまふうである。
他にも、喉がかわいたら飲んじゃだめだよだめだよ飲んじゃと思いながら何か飲んでしまう自己暗示にもかかりがちだし、歩く時には非常に右足左足を交互に出す暗示は最早私とは前世からのフアンセであるようにべたりとつききっておられる。
私はきつとカウンセリングが必要なのだろう。なんて、思いはしないが。カウンセリング化粧品を使っているご婦人はきつと世の中に大勢いるのでござんしょうといふのが、今日の一言でございまし。
posted by 浜岡七十八郎 at 09:31| クアラルンプール ☁|
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